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Freeway

懸賞 2005年 01月 31日 懸賞

昨日はDeath Valley に車で旅行に行った話を書いたので、今日はその延長で Freeway ネタ。

ご存知のようにアメリカは車社会。Freeway がアメリカ国内を網の目のように通っています。砂漠の中だろうと、山の中だろうと関係ない。行きたい場所があれば道を作る、これがアメリカ流なのです。きちんと経済効果を計算して作っているのかどうか分かりませんが、すごい国力だと思います。

Death Valley の旅行でも、我が家から5分くらいの所にあるFreeway 入り口から出発してから帰宅するまで、休憩時間を除いてずーーーっとFreewayに乗りっぱなしでした。その間、平均時速80マイル(約128km)で突っ走って片道6時間。距離にしたら、片道約768kmにもなります!東京-大阪間が約500kmなので、768kmと言ったら東京-岡山辺りまでの距離になるでしょうか。これを2日で往復したわけです。
日本だったら絶対に車で東京から岡山になんて行かないと思うのですが、これが出来てしまうのはやはり、
1.高速道路料金が不要
  →今回の旅行、交通費はガソリン代のみ。3人分でたった$60
2.道が空いている
  →スピードが出せる
3.比較的真っ直ぐな道が多い
  →スピードが出せるし、疲れない
からでしょう。

しかも、アメリカ製の車にはCruise Control(クルーズ・コントロール)という機能が付いていて、スピードを設定してしまえば、車が自動的に固定スピードで走ってくれるのです。ドライバーはハンドルを握っているだけでOK。アクセルから足を離せると本当にラクチンです!
アメリカ製の車と書きましたが、我が家のトヨタのRAV4にもこの機能が付いています。
日本の高速道路は狭いしカーブが多いので、こんな機能があっても使う機会はないでしょうね。

何だか良い事ばかり書きましたが、「ヒドイ!」と思う点もあります。
1.道路がガタガタ
  日本の道を走ると、何て滑らかなんだろう、と感激してしまいます。
2.路肩にはゴミだらけ
  パンクしたタイヤの破片があちこち散乱しています。コワ~イ×××
  別の車が落としていった荷物が転がっていることも。

だから実際交通事故も多い。今回の旅行でも3~4回事故車を目撃しました。

何で道路整備を進めないのだろうと思いますが、どうやらこれは車の生産技術の向上に原因があるようなのです。
道路整備の費用は、ガソリン代に課される税金(18セント/ガロン)によって賄われているのですが、ここ数年で車の燃費が良くなり、ガソリンの売り上げが減少。それに伴い税収も減少してしまったらしいのです。
現在、カリフォルニア州ではガソリン税に代わる費用捻出方法を検討中で、シュワルツネッガー知事のもと検討が進められているのが、走行距離に応じて税金を徴収する方法。詳細は未定ですが、各車に走行距離計に連動した装置が搭載し、ガソリンスタンドで給油する際に、前回の給油からの走行距離に応じた税金を徴収する、という仕組みだそうです。州外を走った場合は対象外になるので、州外で走った距離を計算できるよう、全ての車にETCのような無線通信できる装置を付けなければなりません。そんな問題もあり、導入時期は未定なのだそうです。

Freeway が無料なのはとても有り難いですが、安全対策は早く進めて欲しいものです。


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by takekuraemi | 2005-01-31 14:35 | Trip

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