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The Day After Tomorrow

懸賞 2005年 01月 14日 懸賞

一旦良くなっていた腰痛が、最近再発してしまい、年明け最初のテニスの練習もお休み。昨日に続き今日も1日中家にいる羽目に。Dr.から運動は控えるように言われているものの、このままでは運動不足でかえって筋肉が固まって腰痛に悪いような気もします。でも、動くと痛いので仕方ありません。
読書にも飽きてしまったので、ソーテルのレンタルビデオ屋さんで、"The Day After Tomorrow" (字幕スーパー版 "^_^")を借りて観ました。
The Day After Tomorrow_b0001326_113185.jpg
ストーリーはこうです。
地球温暖化が深刻化する中、古代気象学者の主人公が、地球の危機を訴えるものの、経済的な利益を優先視するアメリカ政府は彼の話に耳を貸しません。ところが、彼の予言が現実のものとなってしまいます。温暖化により地球規模の異常気象が発生。巨大な嵐が北半球に3つも同時発生し、世界の大都市を襲います。アメリカのLAでは竜巻が街を破壊し、NYでは暴風雨が吹き荒れ街を水没させました。やがて気温が急激に下がり始め、地球は氷の世界に変わります。大パニックの中での友情や親子愛も描きつつ、何とか生き延びることが出来た時、やっとアメリカ政府は環境問題に目を向けるようになる、という内容となっています。

映画なので、「いくら何でもありえないでしょ?」と思ってしまうシーンはいくつかありましたが、アメリカでも環境問題に関心のある人々がこのような映画を作り、社会にそのアメリカの環境問題に対する姿勢に疑問符を投げかけた、ということに安心しました。この映画、2004年の全米映画興行成績では、$186,740,799で6位にランクインしているそうです。
数字の上では相当数の人がこの映画を観て、何らかの感想を持ったはずなのですが、個々の生活者として何が出来るのかをアメリカ人に理解させる為には、政府が道筋をつけることが必要でしょう。何しろ、アメリカ人のゴミ処理に対する無関心さはひどいものなのですから!

この映画、大統領選挙前に上映していたことを勘案すると、製作者はケリー候補支持だったのでしょうね。でも、選挙結果はブッシュ再選。興行成績だけ見ると、映画は成功と言えるのでしょうが、結局政府を動かせないのであれば、映画製作者の意図は外れてしまったのかもしれません。

by takekuraemi | 2005-01-14 23:58 | Los Angeles 生活

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