アメリカの子供のお弁当
2004年 12月 28日
だとしたら、私は日本に帰ったら”お弁当作り恐怖症”になりそうです。
我が家の子供も毎日プレスクールにお弁当を持っていっています。中身は、普通のおにぎり、プチトマト、ブロッコリー、シュウマイやナゲット、フルーツというごく普通のものです。
が、これでもアメリカ人の子供のお弁当と比べるととても立派なお弁当に見えるのです!
アメリカの子供は何を持ってくるかというと・・・
Aちゃん・・・プリッツ(おやつじゃないのに)、ハムとチーズをラップに包んだ
もの
Bちゃん・・・パンとゆで卵2つ(当然卵は食べず)
Cちゃん・・・冷めてまずそうなパスタ、皮付きりんご
Dちゃん・・・生の人参(うさぎじゃないぞ!)
といった具合。子供用お弁当箱というものも特に無く、大きなタッパーかジップロックに入れてきます。
それでも作る時間が無いときは、こんな必殺技も!
たまに持たせると子供は喜ぶそうですが、友人の話では、「ピザなんて歯が折れるかと思うほど硬い」そうです。
今のところ、我が家ではLunchables は買ったことがありませんが、息子が食べたがらないところを見ると、見るからにまずそうなのでしょうね。
お弁当にまつわるびっくるするような話はまだあります。
日本では子供が嫌いなおかずが入っていても、親も先生も極力食べるように促すでしょう。でも、こちらでは「食べたくなければ捨てなさい」という考え方なのです。先生までそういう態度なので、子供が嫌いなおかずは容赦なくゴミ箱行き。
アメリカでは食べ物を粗末にしてはいけない、という考え方はないのでしょうか?これも消費大国の悲しい一面です。
アメリカ人のママが日本の幼稚園生のお弁当を見たら、どんな顔をするんでしょう?そして、「残さず食べる」という教育方針についてはどう思うのでしょう?
私は毎日タコ型ウィンナーやボール型おにぎりは作れませんが、日本人のお弁当は当然先生からのウケも良いので、せめて今までどおり栄養バランスの取れたお弁当を作り、全部食べたら褒めてあげたいと思います。
by takekuraemi | 2004-12-28 21:05 | Preschool