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希少!? リサイクルマシーン

懸賞 2004年 11月 16日 懸賞

LAに来たばかりの頃、アパートの管理人にゴミの分別はどのようになっているのか聞いたところ、「特に分別しなくていい。何でもダストシュートに入れていいよ」という答えにびっくりしてしまいました。缶も瓶もペットボトルも紙もぜーんぶ一緒なのです。ごみ収集は日本のように自治体でやるのではなく、民間事業になっているので、リサイクルも民間に任せなのです。だからリサイクルに対する啓蒙も全く無し!アメリカが京都議定書に批准しない理由がよーく分かりました。

こればかりは私も郷に入って郷に従えず、1年近く、リサイクル可能なゴミは暫く貯めてからUCLAのキャンパス内の分別ゴミ箱に持っていったり、近所のゴミを分別処理しているスーパーマーケットに持って行ったりしていました。でも、カリフォルニア州では瓶や缶のものを買うと、購入時点でお金が加算されていることが判明!このお金はリサイクルすれば返金される仕組みになっているのです。500mlのペットボトルや350ml缶で@4セント、大きいものは8セント。チリも積もれば・・・です。
希少!? リサイクルマシーン_b0001326_238393.jpg
どこでリサイクルするかと言うと・・・車で10分の所にこの近所で唯一のリサイクルマシーンがあるのです。その名も「re planet」。瓶や缶を機械の口に入れると、その機械が資源の種類を判別・振り分けてくれ、終わるとリサイクルした分相当のショッピングチケットが出てきます。我が家の場合、1月に1回行って$3~$4分くらいになるので、主婦としてはやっぱり見逃せません。

ただ、機械が2台しかないので、大量に持ってきている人(中には、「こんなにいっぱいどこに保管していたの?」と思うほどの量を持ってくる人も)の後に並んでしまうと30分以上待つことも。。。今日は運悪く40分も待ってしまった。。。トホホ^_^;

ここに来るのは所得の低そうな人やこれで生活しているような人(要は浮浪者)、あるいは私のように他のゴミと一緒に捨てられない日本人と韓国人が中心で、裕福そうなアメリカ人は見かけません。実はこのシステムを知らないアメリカ人も沢山いるのです!アメリカがリサイクル国家になる日は来るのでしょうか?ブッシュ政権の下ではあと4年は何も変わらなそうですが。。。

by takekuraemi | 2004-11-16 12:28 | Los Angeles 生活

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