”路上駐車OK”の陰に潜む罠

懸賞 2005年 01月 12日 懸賞

東京では考えられないことですが、LAの街中を歩いていると、路上駐車している車がとっても多いことに気づきます。そして路上駐車している車の路肩にはこんな看板が。
b0001326_0543762.jpgこれは、路上駐車する場合の制限を書いてあるものなのです。
どんな意味だか分かりますか?

正解:
「午前8時から午後6時までは2時間駐車可能。但し日曜日は除く。金曜日の午前8時から10時は清掃のため駐車禁止。」
つまり、「月~土の朝8時から夕方6時まで(金曜日の8時から10時を除く)は有料で最大2時間まで駐車可能。それ以外の時間は無料で何時間でも駐車可能。」という意味なのです。

路肩にパーキングメーターがある場合は、それにコインを入れればOK。
金額は場所によって違いますが、私の近所では30分~1時間当たり25㌣程度となっています。安いでしょ?
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車社会のLAでは駐車場はいくらあっても足りないので、これは一件便利なシステムのように見えますが、その陰にはとんでもない罠が潜んでいるのです。

ちょっとでも時間オーバーしたり、制限時間外に停めていたりすると、Parking Enforcement の車に見つかってチケット(罰金の請求書)を切られてしまいます。

私がLAに来た当初はこのシステムをよく理解しておらず、コインを入れずにホンの10分車を離れていた隙に、$35のチケットがワイパーに挟まっていました。
その後も、ちょっとしたうっかりで2回もチケットを切られています。
2回目は、大学構内で、許可書が必要な場所に許可書無しで駐車してしまって$42
3回目は一番高かった!主人の誕生日に焼肉店に行った際、制限時間外に駐車してしまって$65!!←表示が木の枝に隠れていて見えなかったの・・・

チケットを見てしまった時のショックは全身脱力状態。その後数日気分がブルーになってしまいます。

何故こんなに簡単にチケットをもらってしまうかと言うと、アメリカでは Parking Enforcement という組織が交通違反を取り締まっており、彼らの給料は検挙数?に応じた出来高制になっているからなんだそうです。自分が頑張れば給料が増える資本主義的な給料体系なので、Parking Enforcement の人たちは違反車探しに真剣そのもの。車通りの多い所だと、3分時間オーバーしただけでアウトでしょう。

そのため、友人に駐車違反のチケットを切られた話をすると、「実は私もね・・・」といった具合に話が盛り上がってしまう、なんてことも。そのくらい誰もがしている苦~い経験なのです。

でも、よく考えると、このシステム、とても合理的なような気がします。日本では警察が交通違反の取締りをしていますが、警官になる人はとても優秀な人のはず。その優秀な警官が交通違反の取り締まりなんて、ちょっと馬鹿げていませんか?
交通違反の取締りなんて外部組織にアウトソーシングして、優秀な人材を他に振り分けたほうがずっと効率的だと思うのですが、どうでしょうか?
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by takekuraemi | 2005-01-12 14:58 | Los Angeles 生活

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