迎賓館 一般参観  

懸賞 2010年 07月 28日 懸賞

普段は国賓のおもてなしに使われている赤坂の迎賓館
毎年海外からのお客様のないこの時期に、一般参観が行われているようなのですが、今年は昨日から10日間の予定で行われています。母が応募したハガキが当選したため、一緒に参観してきました。
通常は高い柵の外からしか見ることのできない宮殿のような建物に入ることができるということで、とても楽しみにしていました。
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今回一般に公開されたのは、建物中央部、2階の一部。彩鸞の間、花鳥の間、中央階段・2階大ホール、朝日の間、羽衣の間。
明治の終わりに建てられたこの建物はフランスのナポレオン時代の宮殿の影響を強く受けているそうで、室内には戦で使われる剣や鎧、テントを装飾したものが多く見られます。

外は猛暑でも、迎賓館内は1年中一定の温度と湿度が保たれているそうで、快適そのもの。VIPのおもてなしに使われるのは年10日ほどだそうですが、館内には金箔をふんだんに使った装飾やゴブラン織りのタペストリー、西陣織物の装飾、1つ1億円もの価値のある陶器、数々の絵画など。クリスタルガラスを使用した大きなシャンデリアはバカラに特注したものだそう。まるでベルサイユ宮殿のような煌びやかな装飾で満たされています。これらをいい状態に維持するためにも温度や湿度の管理は必要なのでしょうね。

詳細は政府のインターネットTVで詳しく知ることができるので、興味がある方はこちらをどうぞ。

お庭まで散策して1時間くらいの見学でしたが、綺麗なものを拝見して目の保養になりました。
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ただ、1つ残念だと思ったのは、日本の文化を伝える要素があまりにも少ないこと。建設当時の事情を考えると、「西洋に追いつけ追い越せ」で、猿真似と言われながらも西洋文化を取り入れ、諸外国と対等に渡り合うことを主眼に置いて来たということなのでしょうが、現在、海外のVIPがこの迎賓館にいらしても果たして少しでもエキゾチックな印象を持たれ、感動する要素があるのかしら、という疑問を持ちました。

木造建築が主だった当時の日本建築において、このような石造りの巨大な建物を建てるのは大変なことだったと思いますが、やはり迎賓館は日本文化を発信する場でもあって欲しいと思います。

館内の壁紙や天井画などに傷みが生じ、今後少しずつ修繕が必要になるとの事でしたので、その際には是非日本の伝統的な陶器や織物、絵画なども取り入れた内装にし、是非能や歌舞伎を披露できるスペースを設けて欲しいと思ったのでした。
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by takekuraemi | 2010-07-28 08:19 | 日本での生活

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